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儚くも熱い青春だった

こんばんは。

昨日はとある大会に参加してきました。

炎天下で強い日差しが照り付ける中、日中のほとんどを日の下で過ごしました。

学術的な要素とスポーツ競技的な要素を併せ持った大会で、全国の大学・高専・高校が参加し、歴史もまあまああります。

多くのライバルが昨年の教訓を生かし「今年こそは!」と意気込む中、我々東京大学は数年ぶりの出場かつ伝統の継承が無い、完全初心者状態での参加でした。

結果としては、出場できず辞退、でした。

大会までのさまざまな苦難を乗り越えてひとしおの達成感を感じていましたが、大会当日は出場+入賞というさらなる成果に向けて、皆がうっすらと期待感を抱いていました。

しかし現実は残酷です。

計算していなかった要素が見事に裏目に出て、出場辞退まで追い込まれてしまいました。

私たちの積み重ねてきたものを嘲笑うような海の波、日の光と、我関せずと無力に流れるくらげ、そしてそれらが霞んでしまうほどに私たちを強く包み込む絶望感。

それでも希望は垣間見えました。

出場はできないものの、私たちの努力に一瞬でも意味を持たせる、そのために必死にあがきました。

その甲斐あって、数秒でしたが夢を見ました。

見たかったものが見られました。

来年こそは出場してみせる、私たちの気持ちは1つでした。